心にかかるストレスを軽減|うつ病を完治させるために必要な治療

婦人

うつ病の初期症状

カウンセリング

近年患者数が増加している病気にうつ病があります。うつ病は私たちにとってもとても身近な病気だといえるでしょう。学校や仕事でのストレス、人間関係や環境の変化などによって心の健康を保つことができなくなる場合があります。うつ病はいきなり発症するようなものではなく、少しずつ心や体に影響が出てくる病気なのです。人の感情は脳からの伝達によって現れるものだといわれていますが、その脳の働きが何らかの原因で弱まってしまうと、心のバランスを崩してしまいます。この状態がうつ病となります。体と心は見えない部分で繋がっているといわれていて、そのどちらかのバランスが崩れていると目では見ることのできない病気となるのです。ストレスに晒され続けていると、人は憂鬱な気分になったり、食欲不振や不眠、性欲などの本来あるべき欲求も減少してしまいます。それにより、倦怠感や頭痛、発熱などが体に症状として現れることがあります。うつ病は目に見えない病気なので、甘えているだけなのではと誤解されることもあります。しかしうつ病は、エネルギーの入っていない空っぽの状態です。その空っぽの状態で走ることはできないのです。体が不調を訴えている、病気であることを本人も周囲の人がしっかりと理解することが、うつ病の改善には大切なことなのです。

うつ病の初期症状として、突然悲しい気持ちになって悲観的な感情が続く、今まで楽しかったことが急に楽しいと感じられなくなったなど、感情の変化があります。また、何事にも疲れやすくなる、落ち着きがなくなり集中力も欠落する、食欲不振や過食による急激な体重の変化などが挙げられます。睡眠障害もその一部といわれています。これらの症状が毎日、また2週間以上継続して見られる場合はうつ病の可能性が高いとされているので、一度心療内科や精神科へ受診することをおすすめします。心療内科や精神科は行くことが怖い、恥ずかしいと感じる人もいますが、プライバシーはしっかりと守られている医療機関になるので心配はありません。今自分の困っていることや思っていること、不安なことなどを医師に話すことで、症状にあった治療方法を提案してくれます。うつ病の治療には、主にカウンセリングが中心になりますが、それ以外にも薬物療法などが用いられます。カウンセリングによって、自分でも気付かないストレスや不安の原因を見つけ出すことができます。薬物療法は、眠れない時は睡眠導入剤、落ち着きがない時には落ち着けるように抗うつ剤などが処方されます。その場合は医師の指導に従って服用することが大切です。また、うつ病の治療に大切なのは一番に休養です。心が疲れ切ってしまっている状態がうつ病なので、その心を休ませてあげるためにも、十分な休養が必要となります。生活環境にストレスを感じている場合は、その環境を変えることも良い方法でしょう。症状に合わせた適切な治療を行なうことで、うつ病は改善される病気です。